相図=力学的盆地(αβ>kl)、反映=共有知識深度、統治=主体をどこまで一つに畳むか。統一は国家間軍拡を消すが、対立を内部化し専制リスクを増やす——「世界政府が必要か」を、価値判断のスライダーとして開く。
平和の盆地が存在
緊張は減衰し、均衡へ収束する
上へ行くほど高次の信念(「私が思うにあなたが思うに…」)。反映を一段進めるごとにずれは率 q で縮む。q が 1 に近いほど高次まで不一致が残る=共有知識が深い。
gate criterion:平坦な2変数では縮小率が ρ に一致し直に出る(=ラベリング)。階層 q は無限次元の信念空間に固有で共有知識深度を符号化する不変量。σ→q は【模式的】(Rubinstein 電子メールゲーム/グローバルゲームの直観)。
連邦
主権を畳まず結合を強める
統一度 u を上げると国家間の不信は k(1−u), l(1−u) と薄れ、国家間戦争リスクは下がる。だが対立は消えず内部化し(内部不信 κ=κ₀·u)、権力集中で専制リスク(=u²)が増す。Layer C:Lawvere が保証するのはある不動点であって平和で自由な不動点ではない——世界政府は数ある Fix(R) の一つで、抑圧的で安定な均衡でありうる。
要点:平和条件は「主体の数」でなく「αβ > kl という比」。連邦・相互依存・軍備管理でも比は満たせる。ゆえに世界政府は平和にとって必要でも十分でもない。【模式的】 リスク関数はロジスティック代理。