ランキング不一致ビューア

同じ対象を 2 つの指標で 別々に 並べる。1 枚に合成しない。 上段は実測データ、下段も実測。

指標を変えると順位表は別物になる

実在する 11 誌が 2021〜2022 年に出した論文 2,954 本を Crossref から実取得し、 論文 1 本あたりの被引用著者 1 人あたりの被引用で別々に並べた。 どちらも同じ論文集合から計算している。割り算をひとつ足すだけで、順位表が入れ替わる。 実データ / Crossref 2026-09-15 取得

誌名をクリックすると ISSN 公式記録へ/行にマウスを乗せると左右で光ります
論文 1 本あたりの被引用
著者 1 人あたりの被引用
順位が動いた誌 / 11
最大の順位差
上位3に共通で入る誌
2,953
実測された 1 論文の最大著者数

一番動いたのは Ann. Math.(数学)で 9 位 → 3 位。著者 2 人の論文が中心なので、割った瞬間に上がる。 逆に Nat. Commun. は 1 位 → 4 位。著者数の中央値が 9 人あるためです。 高エネルギー物理は極端で、J. High Energy Phys. には著者 2,953 人の論文が実在します (実測、2021〜2022 年の標本内)。1 本の被引用を全員の業績として数えるか、割るかで、評価は当然変わります。

2 枚に分けたのは意図的です。 2 つの指標は桁が違うので、1 本の軸に載せると片方が潰れます。 軸を 2 本にして 1 枚に重ねる図(二重軸)は、目盛りの合わせ方が任意なのでデータに無い相関を図の側で作ってしまう。 合計も出していません。読みは合計順位ではなく 左右のずれ の方にあります。
同じ「著者数で割る」考え方は、個人の指標では Schreiber の h_m、 Stanford–Elsevier の c-score では Hm として実装されています。

この数字の限界(先に書いておきます)

既存 6 ランキングは再現できるか(実測)

2026-09-15 に各サイトの方法論ページを読んで確定。順位値・スコア・掲載者名は取得していない。 判定は 3 つのゲートの通過状況から決まる。

ランキング上流が入手可式が完全公開人間判断なし判定

REPRODUCIBLE は 0 / 6。 3 ゲートすべてを通るものが 1 つも無い。落ちる理由は 4 通りに分かれ、 Research.com は上流が CC0 でありながら式で落ちる — 上流の開放は再現可能性を保証しない、の実例。