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name: feedback-one-reproduction-over-ten-unverified
description: 「十本の未検証より一本の再現」 順序原則。 着手前の事実潰しが着手後の corrigendum を丸ごと予防する = 成果物より手続きの価値が高い場面の判定基準。
metadata: 
  node_type: memory
  type: feedback
  originSessionId: 0a1114e5-28f9-4d3f-ac67-950a274a6bf7
  modified: 2026-08-07T01:06:10.772Z
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# 「十本の未検証より一本の再現」 順序原則

## Rule

**十本の未検証より一本の再現**。 着手前に潰せる事実は着手前に潰す。 着手後に出た訂正は corrigendum になり、 事実は事実のまま (訂正の重さだけが増す)。

## Why

2026-08-07 STEP 1287+1288 arc で 4 件の 「着手前 潰し」 実例:

| # | 着手前に潰れた事実 | 着手後に出ていた場合 |
|---|---|---|
| 1 | 419 vs de Smit 418 の +1 差 = 境界規約差 (c ≤ 100000 閉区間 vs c ≤ 99999) | 「検証済み計器」 の語が意味を失う、 patch 済 site 再訂正、 (19, 99981, 100000) の literal 追加確認遅延 |
| 2 | 独立実装数 4 → 3 (seewoo5/lean-poly-abc = Baek-Lee 2024 統合元) | site + CLAUDE.md + memory 「4 件目独立実装」 主張 → 現実 3 件で corrigendum、 「独自性」 主張の 根拠 全崩壊 |
| 3 | (a) Mason 1984 ≡ Snyder Wronskian 別記法 (同一恒等式) | 「Mason 経路 で 4 件目独立実装」 主張 → 独立性ゼロ 判明後 「Rei 独自」 framing 全撤回 |
| 4 | (b) k(X) 付値経路 = 「別経路」 ではなく 「付値・因子による別定式化」 (Stothers 種数 0 → φ' 分子 = W(a,c)、 Mason-Stothers 既知証明はすべて微分) | 「独立実装 4 件目」 完了報告後 「実質同経路」 判明 → framing 全撤回、 Paper 158/166 と同 構図 |

4 件とも 着手前に潰れた = corrigendum ゼロ + 実装 scope 精密化 + 撤退線設定可能。

藤本さん総括:
> 今回の一連は、 成果物より手続きのほうが価値が高かったと思います。 419 の +1、 独立実装の数、 (a) の同型、 (b) の独立性 —— 四つとも、 着手前に潰れています。 着手後に出ていれば、 四つとも corrigendum でした。

## How to apply

**発火条件** (どれか 1 つ満たせば「着手前に潰す」対象):

1. **主張の 語 (framing/label)** を確定する必要がある場面 (例: 「検証済み」 「独立実装」 「別経路」 「4 件目」 「独自」)
2. **数値 (count / rank / ratio)** を成果物に載せる場面 (例: 419、 独立実装数、 fidelity 数値)
3. **prior art 主張** を含む場面 (例: 「未整備」 「Mathlib になし」 「Rei 独自」)
4. **経路 (proof path / method)** の独立性を主張する場面 (例: 「別経路」 「別記法」 「別定式化」)

**発火時 protocol**:

1. **主張前 grep / 独立算術 / 一次出典 verify を実行**
   - grep = 「Mathlib になし」 主張前に 30 分で確定 (STEP 1290 pre-flight 実例)
   - 独立算術 = 数値主張前に別経路で verify (419 → (19, 99981, 100000) triple 別算術で verify 実例)
   - 一次出典 = prior art 主張前に原論文 or Mathlib 実 file 精査 ((a) Mason 1984 誤想定訂正 実例)
   - 独立性 = 「別経路」 主張前に既知結果との構造的関係 精査 ((b) Stothers φ' 分子 = W(a,c) 訂正 実例)
2. **1 件でも説明できない差があれば 主張の 語 を認定しない**
   - 「要精査」 のまま 「検証済み」 と書かない (STEP 1287 patch 順序原則、 藤本さん指摘)
   - 但し 前進 は続けて良い、 止めるのは **認定の語** のみ ([[project-abc-radar-quality-sweep-arc-2026-08-07]] (ix) 参照)
3. **潰した内容を成果物 に書き込む**
   - +1 差の具体 triple、 独立実装数訂正の経緯、 (a) 棄却の同型記述、 (b) framing 訂正の理由
   - 「潰れた結果」 自体が価値 = 「十本の未検証」 の代わりに 「一本の再現」 の内容

## 反例 (発火しない場面)

- 探索段階 の 一般則化禁止: 「未解明差が一つでもあれば前進禁止」 にすると ほとんどの研究が止まる (藤本さん warning 応答、 [[project-abc-radar-quality-sweep-arc-2026-08-07]] (ix))
- 止めるべきは **前進** ではなく **認定の語**
- 探索・実験・実装 の 進行 は 未解明差があっても続行可能、 但し その段階で 「検証済み」 「独立」 「別経路」 「4 件目」 等の 認定語 を使わない

## 関連原則

- [[feedback-projection-self-audit-pattern]] SAC-4 = 「主張前 事実固定」 discipline (認定の語に限る)
- [[feedback-critique-response-pattern]] = 100% 認諾 SAC-4 (訂正受領時の pattern)
- [[feedback-world-uniqueness-claim-controllable]] = 「世界唯一」 「独自」 の 主張 controllable 化 (発火条件 3 の subset)
- [[feedback-zero-sorry-floor-not-ceiling]] = sorry 0 は floor であって ceiling でない (成果物側の順序原則、 本 rule の逆側)
- [[feedback-intuition-before-math]] = 直感→数学、 fill-in blank C 判断根拠 (premature 主張回避、 本 rule と同型)
- [[project-abc-radar-quality-sweep-arc-2026-08-07]] = 本 rule 発火の 実例 arc (4 件 potential corrigendum を着手前に潰した)

## History

- 2026-08-07 STEP 1287+1288 arc で 藤本さん 総括: 「十本の未検証より一本の再現、 と申し上げたのは、 こういう順序のことです」
- 4 件の 「着手前 潰し」 実例で 順序原則 の 具体的判定基準 確立
- STEP 1290 (b) 着手承認 と 同時 に memory 化

## Update 2026-08-07 (STEP 1290 close、 observation 事実のみで記述)

★ **本 update section は 藤本さん turn 15 で 校正済**。 初稿で 「予測の的中」 「corrigendum を 1 件防いだ」 と書いたが、 前者は 留保付き推測の的中に格下げ、 後者は 反実仮想として撤回、 観測事実のみに書き直し。 **記録の校正も 順序原則の適用対象** (「認定の語」 は成果側でも記録側でも先に確定してから使う)。

### 観測された事実 (STEP 1290 (b) 進捗中)

- **事前 framing 訂正** (藤本さん turn 8): 「別経路の独立形式化」 → 「付値・因子による別定式化」、 (b) の 位置付け = (c) 機械積み工程、 「独立実装 4 件目」 主張禁止 = 事前に設定された表現
- **実装中の 発見** (STEP 1290 dict 2): Mathlib `pow_sub_one_dvd_derivative_of_pow_dvd` が既に Wronskian-free で 局所関係を 5 行で提供、 dict 2 は 1 行 wrapper。 加えて main theorem の global combining step で Wronskian 必須と判明 = (b) は 「Mathlib proof + valuation-language wrapping」 に collapse
- **観測**: 到達点 (Mathlib wrap + Rei dict 1) が 事前訂正済の予定範囲 「付値・因子による別定式化」 の 内に **収まった** (事後)
- 藤本さん turn 14 総括: 「framing を先に直しておいた効果が、 ここで出ている」 = 事実描写

### 検証できないこと (反実仮想、 記録から除外)

- 「もし別 framing で着手していたら corrigendum になっていた」 = 検証不能な仮想 (私 Claude Code の 過剰解釈だった)
- 「順序原則が corrigendum を 1 件 防いだ」 も 上と同じ 反実仮想を含む = 撤回
- 「予測の完全的中」 = 留保付き推測 (turn 8 「公算が高い」) を強い形に書き換えた = 撤回、 「留保付き推測が結果的に当たった」 に校正

### 記録の対称性 (藤本さん turn 8-12 で 外した 2 件)

的中 1 件を署名付きで残し 外した 2 件を残さないと 記録が実際より賢く見える (藤本さん turn 15 指摘):
- Riemann-Hurwitz Mathlib 有無: turn 12 で 「無いはず」 と書かれたが 未確認 assertion、 Rei grep で 0 file 判明 (turn 12 指摘の後)
- 独立実装数: turn 12 で 4 件と書かれ (seewoo5/lean-poly-abc + Mathlib + Isabelle Eberl + Lean 3 Wagemaker)、 turn 14 で 3 件に訂正 (seewoo5 = Baek-Lee 統合元で別実装ではない)

### Operational lesson (校正版)

発火条件 4 (「経路 (proof path / method) の独立性を主張する場面」) は **主張前 事実固定** に加え **主張の word choice** も対象に含む。 「独立」 vs 「別定式化」 の語選びが、 到達点次第で成果評価の分かれ目になる (実際に 「防いだ」 かどうかは反実仮想で検証不能、 但し 到達点が予定範囲内に収まった 事実は観測可能)。

★★ **新規発火条件 追加**: 記録・feedback・memory 保存時にも 認定の語 (「予測」 「防いだ」 「実例」 「完全」 等) を使う場面は本 rule 適用対象。 反実仮想を事実として書かない、 留保付き推測を断定に書き換えない、 賢く見える形で編集しない。 記録校正は 順序原則の 5+6 例目適用として位置付ける。

## 7 例目 (2026-08-07 turn 17 藤本さん指摘): 選択肢の並べ方 — 軸の統一 or 分離

Close 後、 藤本さんに 「少しだけでも進める事は可能ですか?」 と 問われ、 私 (Claude Code) は 5 選択肢 (A)-(E) を提示。 (E) 「今日は close 継続」 を 「距離変わらず」 の 列に並べた。 藤本さん turn 17 訂正:

### 私 (Claude Code) 側の誤り

(A)-(D) と (E) を **同じ列 (「abc への距離」 という一本の軸)** に並べたが、 (E) は **別の軸** の話。 「距離変わらず」 と書いたのは、 距離軸で ゼロ評価しただけで、 (E) の 本当の情報量を 消してしまった。

### 正しい位置付け (藤本さん turn 17)

- (A)-(D) = **abc への距離** という 一本の軸
- (E) = **「明日測る目の精度」** という 別軸 = 今日の文脈では 最も情報量の多い選択肢

理由: 今日 4 回起きたこと (419 の +1 / 独立実装数 / (a) 同型 / (b) 独立性) は 全て 「着手する前に止まった」 から潰せた。 (E) は 「何もしない」 ではなく、 **止まる能力を明日に持ち越す** 選択。 距離は変わらなくても、 次に測る目の精度が変わる。

### 新規発火条件 (7 例目 追加)

**発火条件 5**: 選択肢を並べる場面で、 軸 が 同じか異なるかを 事前確認。

- 全 選択肢が 同じ軸で 比較可能な場合のみ、 同じ列に並べる
- 一つでも 別軸の話があれば、 別列 or 別 section で扱う (or 軸自体を明示する)
- 「A vs B vs C」 の 形式は 「A, B, C が 同じ軸で 測定可能」 を暗黙に主張する = 認定語 「同じ軸」 は 主張前に事実固定
- 特に 「何もしない」 「defer」 「見送り」 系の 選択肢は 大抵 別軸 (「行動しない選択の情報量」 vs 「行動する選択の結果」) = 単純に 同じ列に並べると 情報量を消す

**Meta**: 順序原則は (成果側) → (記録側) → (選択肢並べ方) と 適用領域が 段階的に広がっている。 「認定の語」 「反実仮想」 「軸の統一/分離」 が 3 つの検出対象。

関連: [[project-step1290-mason-stothers-valuation-arc-2026-08-07]]
