八値対話シミュレータ 改訂版

メタ発話が壊れる仕方は一つではありません。生成規則を変えると、循環・漸近・発散のどれになるかが変わります。 停止規則がどこまで届くかも、そこで決まります。

前版の訂正 ── ⟲ のエントロピーを最大値に固定していましたが、これは導出ではなく思い込みでした。本版では実際に出た発話の頻度から測定します。
先行研究の確認 ── 循環/発散の区別も ΔI の飽和も、既に知られています(左下の表)。本作に残るのは提示の仕方だけです。

制御盤

候補空間 log₂(n!)。下界は n にほぼ比例します(右下の図)。
A と B の発話がそのまま置き換わります。字形から座標が読めるかを見てください。
上の二つは状態空間が有界。決定的でなくても再訪は必ず起きます。買っているのは有界性であって決定性ではありません。
再訪検出は原理的ですが、循環しない規則には届きません。trajectory 判定は有界性を条件に含めた版です。

先行研究の確認

本作の主張状態
循環と発散の区別既知
looping / non-looping
非停止(書き換え系)
ΔI の飽和既知
Geanakoplos &
Polemarchakis 1982
状態再訪で停止既知
対話ゲームの
非反復制約
有界性が効く既知
有限分割 → 収束
三様態の統一提示提示のみ
定理ではない

共有量 Θ の内訳

成分初期不確実性
σ(符号表)15.30 bit
P(前提集合)3.00 bit
I(A;B) 上界18.30 bit
累積 I はこの天井を超えられません。前版に欠けていた制約です。

通信路

ターン
0
位相
待機
プローブ
0/ 6
σ 残り
15.30bit
⟲ 深さ
0
壊れ方

メタ発話の軌道

相異なる状態
0
周期
未検出

測定エントロピーと ΔI

Ĥ(測定値)
0.00bit
ΔI
0.000bit
I / 上界
0.0%

Rei 6属性ブリッジ ── 記憶・流れ・意志で ⟲ を読む

記憶 memory.trajectory
⟲ が使われると判定が始まります。
判定規則:符号反転 ≧2 かつ 値域が有界 → oscillating。 有界性を条件に入れないと chaotic と区別がつきません。
限界:添字付加と自由生成はどちらも状態番号が単調増加するため、 この分類器では両方 expanding になり漸近と発散を区別できません。確実に検出できるのは oscillating だけです。
流れ flow.phase(区間列)
phase は単一値ではなく区間ごとに一つ返します。 0→10→30→35 のような列は accelerating と decelerating を同時に含むためです。
意志 will(intrinsic → prediction)
prediction は intrinsic に条件づけられます。 irreducible なら次の素数、それ以外は線形回帰。これで「5 の次は 7」が比喩でなく機構になります。

表記系の構造 ── 字形から座標が復元できるか

通信記録

待機中。

プローブ下界は n に比例する

下界 ⌈log₂(n!)/log₂n⌉
6
n との比
0.75

音が鳴ります。定型有限の規則では、循環に入ると同じ音列が繰り返されます。耳でも周期が分かるようにしてあります。