全 – 領域の回収率 s
点=1 領域。塗り=ない、白抜き=見えない。縦線が判定閾値。条件を動かすと点が移動します。
ない(s ≥ 閾値)
見えない(s < 閾値、斜線)
数字=領域の回収率 s(分母は選んだ条件の埋め込み数)
「読めた」(実ページで v2 の門を通る payload が出た領域)は v2 実測でどのページにも無いため、地図は「ない」「見えない」の二色だけになります。
形式×劣化の回収率
大きさ・回収の定義・L2 閾値は左の条件に追従します。含めない形式と劣化段階は薄く表示します(計算はしています)。
領域の明度と s の相関(反証条件 2 の見方)
ページごとに、9 領域の平均明度と s のピアソン相関 r。事前登録の想定は「濃い(暗い)部分ほど見えない」= 正の相関です。9 点での相関なので、ばらつきは大きい点に注意してください。
v2 陽性対照:どちらか一方か、両方か
27 点の陽性対照(清書・はめ込み・羊皮紙合成)を、L1(型紙層)と L2(格子スコア ≥ 左の L2 閾値)で検出できたか。
v2 実ページ:格子スコアの最大値
型紙層の payload は全ページで 0 件。棒は各画像の格子スコア最大値、線は左の L2 閾値(既定 T_strong)と、無効化された T_weak。
v1:ZBar のノイズ偽陽性
v1 で「出た」数字列はすべて一次元バーコード Interleaved 2 of 5 の偽陽性で、摂動をかけると消えました。1 試行あたりのノイズ偽陽性率が小さくても、画像ごとに何千通りも試せば偽陽性は出る、という話です。
- 言えるのは「読める符号は検出されなかった。ただし事前登録の基準では、ほぼ全領域が『見えない』」まで。「両写本は機械可読符号として読めない」とは言えません。
- ロンゴロンゴは「この写真にインクの符号があっても見えない」まで。彫られた符号については何も言えません(画像は書籍からの複製と思われ、網点も乗っています)。
- Mamari (C) 裏面の格子が印刷の網点である、という判断は「可能性が高い」段階です。確定には追加の検査が要ります。
- 条件を動かした後の地図は探索的な見方です。事前登録の判定を置き換えるものではありません。
- 事前登録の反証条件 1(時祷書の過半が「見えない」)は既定条件で発火しています。原因として、大きさを長辺で決めた設計ミス(一次元・PDF417 が読めない大きさになった)、d1 の劣化の強さ、ロンゴロンゴにインクの模型が合わないこと、が挙がっています。
- 手法の出どころ:injection-recovery test は天文学(系外惑星トランジット探索など)で確立済み。新しいのは写本の符号探索への適用だけです。
- 画像の出典:Voynich = Beinecke Library(Internet Archive
voynich)、Rongorongo = Internet Archivetahua-tablet-a・mamari-tablet-c、時祷書 = Cleveland Museum of Art(CC0)。